カッシーナ ― 1927年創業のイタリアデザインの卓越性
歴史と設立
カッシーナは1927年、ブリアンツァ地方の中心地、ロンバルディア州のメダで設立されました。ブリアンツァ地方は、何世紀にもわたり家具職人技の卓越性の代名詞となっています。チェーザレとウンベルト・カッシーナによって設立された同社は、ホテル、船舶、客室向けの特注家具の製造を専門とする職人工房として始まりました。
工業デザインへの飛躍
1950年代、カッシーナは大きな転換期を迎えました。特注生産をやめ、高品質の工業デザインを採用したのです。この時期にカッシーナは、20世紀を代表するイタリアの建築家やデザイナー、ジオ・ポンティ、フランコ・アルビニ、ヴィコ・マジストレッティらとコラボレーションを開始し、世界的なデザイン界で最も影響力のあるクリエイティブ・ラボラトリーの一つへと変貌を遂げました。
巨匠たちと象徴的なコレクション
1965年、カッシーナはカッシーナ・イ・マエストリを発表しました。これは、ル・コルビュジエ、シャルロット・ペリアン、ピエール・ジャンヌレの傑作を、彼らの相続人からの独占ライセンスのもと、工業生産に取り入れた革新的なコレクションです。これに、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、ヘリット・リートフェルト、フランク・ロイド・ライトの作品の公認生産が加わり、カッシーナは、このモダンデザインの遺産を保存する世界で唯一のメーカーとなりました。
職人技の品質と革新
カッシーナの各作品は、高度な技術と世代を超えて受け継がれてきた職人技を組み合わせた生産プロセスの結果です。素材(上質な木材、厳選された革、高品質の生地)は、絶対的な厳格さで選ばれています。生産拠点はメダにあり、ブリアンツァ地方との揺るぎない絆の証です。
今日のカッシーナ
今日、カッシーナはポルタローナ・フラウ・グループの一員であり、国際的に有名な現代デザイナーとのコラボレーションを続け、伝統と革新の対話を生き生きと保っています。ニューヨーク近代美術館(MoMA)からパリのポンピドゥー・センターまで、世界有数のデザイン美術館にその作品が展示されています。
当店では、カッシーナが製造した本物の作品をご覧いただけます。これらは、イタリアデザインの並外れた歴史を物語る確かな証拠です。